ゼロ・ウェイスト認証制度

平成29年、飲食店向けにゼロ・ウェイストに取り組む事業所を独自の基準で公的に認証する制度がスタート。各事業所は、従業員がゼロ・ウェイストの研修を受けていること、自治体の制度に則り分別やリサイクルに取り組んでいること、ゼロ・ウェイスト活動に目標を設定して計画的に取り組むことを前提に、8種類の基準で審査されます。

✔認証制度の目的

◆ゼロ・ウェイストへの取り組みを評価し、店舗にとってのブランド価値をつくる

◆ゼロ・ウェイストを目的に上勝を訪れた方に店舗を巡ってもらい町の経済効果に繋げる

◆購買力が個人よりも大きな店舗がゼロ・ウェイスト商品や仕入れを推進することで、より大きな「消費者の声」を形成する

✔認証基準

地域の食材を活用した地産地消に努めごみの発生抑制に取り組んでいる。

おしぼり等の無料サービスにおいてごみの発生抑制に取り組んでいる。

利用者が食器や容器などの代用品を持ち込むことで、ごみの発生抑制に繋がる仕組みを導入・周知している。

生産や流通の過程で通常は破棄されるような食材を活用している。

食材や資材の調達においてごみの発生抑制に取り組んでいる。

利用者がごみの削減あるいは分別に取り組める工夫をしている。

再利用を通じ、地域内のごみの発生抑制・資源循環に取り組んでいる。

調理方法の工夫や食材調達の工夫などにより、そもそもロスを出さないようにする仕組みがある。

✔町内認証店

町内には現在7店舗の認証店(R2.8現在)があります。事業所によって取得している認証が異なり、お店の入り口に貼ってあるステッカーが目印です!上勝町を訪れてぜひチェックしてみてください!

認証店マップ

RISE&WIN Brewing Co.BBQ&General Store

特徴的な窓が目を引く建物は、ゴミ集積所にあった建具や家具が再利用されています。ここでは、量り売りやリサイクル商品の販売のほか、廃棄対象だった上勝特産の柚香(ゆこう)の皮を香りづけにつかったクラフトビール、繰り返し利用することに意味のあるリターナブルボトル(グラウラーボトル)など、さまざまなチャレンジをしています。上勝町の若人の集まり青年会でも利用させてもらっていて、サラダにピザ、グリルなどフードメニューも豊富です!


いっきゅう茶屋

町内の獲れたて野菜や晩茶の販売のほか、お餅やお寿司などの加工品も販売しています。2Fはお食事スペースで目前に広がる緑豊かな景色を眺めながらお野菜たっぷりの定食や夏限定メニューなどを味わうことができます。上勝町の道の駅として、来町者を迎える休憩スポットであり、また町内の方がお買い物をする場所でもあります。フェイスブックでは毎月アイスの日やパンの日などのカレンダーが発表されるのでぜひチェックしてお得に食べましょう!私のおすすめのアイスの味は“晩茶”!


月ヶ谷温泉 月の宿 レストラン

温泉、宿泊、食事、会議、バンガローなどが備えられた町内唯一の温泉宿泊施設です。目の前を流れる勝浦川を眺めながら、地元野菜をふんだんにつかった料理を味わったり、弘法大師ゆかりの湯で疲れを癒すことができます。売店もあるのでお土産も手に入ります!


Cafe Polstar

食材の調達から調理にいたるまで、あらゆる面でゼロ・ウェイストに基づく運営をしています。また店内では、スコーンやクッキーなどの焼き菓子の量り売りや、環境に配慮した商品の販売などもしており、食事を待つ間も楽しめる空間になっています。建物、食事、量り売りなどなどオーナーこだわりのCafeがお楽しみいただけます。彩豊かな日替わり定食やクミンの香りが効いたカレーは絶品です!


Bar Irori

上勝町の遊びを創造する“上勝開拓団”では、毎週金土のみ古民家Barを営業しています。地元の方をはじめ町内宿泊者も噂を耳にしてやってきます。町内であれば送迎(無料)してくれるのも利用しやすいポイント!また、他にも自然のなかでグランピングやBBQなどが体験できるので遊び倒すことができます。スタッフの方々も気さくで会話を楽しめるBarとなっています!仕事終わりの週末、友人とお疲れ様!と乾杯する一杯は最高です!


Ristorante Pertornare

古民家で本格イタリアンが味わえるのは町内でここだけ。観光客だけではなく、町内でも婦人会や青年会など特別な集まりのときに、いつもより少しだけ贅沢を求めて訪れたいお店です。また、提供している食材や調味料を量り売りしているので、気に入ったものがあれば購入することもできます。口コミ人気は“ラザニア”!とのことなので、ぜひ一度味わってみたい!(※要予約)


湯ったり神田茶屋

足湯と軽食が楽しめるスポットです。現在は(2020年8月)上勝町の手打ちそば「あさかげ亭」さんが休日のみ営業しています!

足湯は寒い時期のみ!お食事はうどんやおにぎり、お蕎麦などなどの軽食のご用意がありますので、小腹がすいたときや認証店のグルメ巡りにはちょうどいいのではないでしょうか。

ゼロ・ウェイストとは…

 上勝町での暮らしがはじまって早5ヶ月がたちました。少しずつ町民の方々と仕事でもプライベートでも交流をもつ機会が増え、顔を覚えてもらえるようになってきました。上勝町ではゼロ・ウェイストの取組が進んでいるため、認証店をはじめとしてさまざまな場面で環境に配慮した対応がみられます。「RISE&WIN」ではドリンクに紙ストローを使っていたり、「Cafe Polstar」では箸置きが葉っぱになっていたりします。ごみを分別することももちろん大切ですが、廃棄することを考えて使うものを選んでいる、しかもかわいいというところがミソで、これからの上勝町のゼロ・ウェイストの視点が変化していっているのを感じます。

RISE&WINの量り売りと紙ストロー

私はいま、友人を上勝に招いて楽しんでもらうおう計画をはじめています。そのなかで、ゼロ・ウェイストを楽しんでもらえる理由の一つとして“魅せ方”があるのだと思いました。上勝町に来るまでの友人のイメージは“田舎”の一択ですが、実際にきてもらうと「“田舎”やけどなんかすごい( ゚Д゚)!」に変わります。「RISE&WIN」のちぐはぐに埋め込まれた大きな窓や店内の空き瓶で作られたシャンデリアには驚くし、「Cafe Polstar」で透明な瓶にそれぞれ量り売りされているクッキーやスコーンなどはついついほしくなってしまいます。

 私もゼロ・ウェイストをなんとなく聞きかじっただけのころは「ゼロ・ウェイストな取組=制限されて質素なもの」で飾り気がないんだろうなと誤解していました。しかし、「“田舎”やけどなんかすごい!」と思わせる工夫があり、また商品や食材選び・廃棄まで目に見えないところでもゼロ・ウェイストに取り組んでいます。そして、目に見えないところを伝えていけるのが私なんだろうなと思うようになりました。私自身、周りの人に上勝町の楽しみ方を教えてもらっているところですが、教えてもらった遊びはとりあえず友人とも楽しんでみて、そうして少しずつ上勝町の魅力を身近な人たちから広げていければいいなと思っています。

上勝町役場企画環境課 栗林

おわり