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ゼロ・ウェイスト宣言自治体との連携

1996 年、オーストラリアの首都キャンベラが世界に先駆けて「ゼロ・ウェイスト宣言」をして以来、
世界中の都市、自治体でゼロ・ウェイスト宣言が採択されています。
アメリカのニューヨーク市やカリフォルニア州などの大都市もゼロ・ウェイストに取り組んでいるのです。
日本では、自治体としてゼロ・ウェイストを宣言しているのは、5 自治体あります(2021 年 1 月現在)

5 つの市町が掲げている目標は、それぞれに違います。
人口規模、産業構造、歴史文化など状況が全く異なるため、具体的な目標や施策も各自治体独自のものになっています。
それでも、宣言をする背景には同じ環境問題を見据えているので、それぞれの施策や悩みを互いに報告し合い、
刺激を受けてさらに邁進する。そんな切磋琢磨の関係を築いています。

4市町の取り組みはこちら

Let's try

一緒にゼロ・ウェイスト宣言をしよう!

ごみは減らしたい。
でもゼロ・ウェイスト宣言は
重荷になりそう…
明確な目標を立てなければ、
ごみはなかなか削減できません。
そのための宣言です。
現状の課題から施策を考えるのではなく、未来のありたい姿・あるべき姿から今を考える手法をバック・キャスティングといいます。リサイクル率20%の町が30%を達成するための施策よりも、80%を達成するための施策の方が、画期的な変革を起こしリサイクル率も上がるはずです。どんな町、どんな社会を目指したいのか、それを具体的にすることで、より実効性のある予算執行が可能になります。

もう1つは、市民や事業者の協力を得るためです。目標を定める段階から「市民と共に取り組む」姿勢を示すことができれば、市民側のリーダーも熱量が高まります。また、市民や事業者にごみ削減のための様々な協力を仰ぐ時、行政の覚悟と本気度は大きな力となります。

日本のリサイクル率は、ここ何年も横ばいです。この現状を打破するため、一緒にゼロ・ウェイスト宣言をする自治体が1つでも増えることを期待しています。

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Think together

企業との連携

上勝町では町内の事業者だけでなく、様々な企業と連携を進めています。
「上勝町とともにゼロ・ウェイストのチャレンジをしたい」「ごみにならない商品のテストをしたい」
上勝町はそんな企業を求めています。

(株)日誠産業

上勝町では牛乳パックの分別回収を1993年(野焼き時代)から始めました。しかし、アルミ付き紙パックは引き取り業者が見つからず、燃やさなければならないごみでした。そんな問題を解決してくれたのが、徳島県にある(株)日誠産業です。難再生古紙のリサイクルに挑戦していた日誠産業の技術によって、アルミ付き紙パックは2012年から分別回収ができるようになりました。

花王(株)

花王(株)は2016年から上勝町で「RecyCreation(リサイクリエーション)」という社会実験を行っています。「リサイクリエーション」とは、使い終えたものを再び資源に戻す「リサイクル」と、新たに価値を創造する「クリエーション」を合わせた新しい言葉。「洗剤類のつめかえパック」を個別回収し、リサイクルした再生樹脂でブロックを作っています。上勝町に届けられた「おかえりブロック」は、子どもたちに資源化を体感してもらう良い教材となっています。

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大学・研究機関との連携

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新技術の開発や新しいチャレンジをともに実践してくれる大学や研究機関を求めています。


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