第3回ゼロ・ウェスト勉強会

\ゴミステーションスタッフといくリサイクル工場見学ツアー/

今回は実際に上勝町の資源をリサイクルしてくれている事業所にお邪魔させてもらい、リサイクルの過程を見学してきました。参加者を募集したところ、満員御礼となり、みなさんがここまで興味をもってくれていることに嬉しく思います!それでは、見学の様子についてご紹介していきます。

※引き取り業者は毎年入札により決定するため同じではありません。

徳島県環境整備公社東部処分場

ここは最終処分場といって、上勝町からは「どうしても埋立てなければならないもの」と「どうしても燃やさなければならないもの」を燃やしたあとの「燃え殻」が運ばれています。松茂町の阿波おどり空港すぐ横にあり、海と陸地を仕切って廃棄物を埋め立てています。運用は平成19年から始まっていますが、すでに処理容量の6割ほどが埋まっており、このままでは残り20年でいっぱいになってしまうという試算が発表されているところです。

【処分場面積 155,951㎡】【埋立処分容量 1,440,000㎥】

埋め立ての様子

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徳島東部処分場|処分場案内|一般財団法人徳島県環境整備公社 (eco.or.jp)

三木資源株式会社

ここには上勝町の金属類が運ばれています。徳島市内の海沿いにあり、金属リサイクルのほか車のリサイクル事業などを行っています。細かい分別や解体は手作業で行っていることや、不純物は熱で溶かすなど、現場の努力で質の高いリサイクルにつながっているようでした。

不純物を熱で溶かす様子

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三木資源株式会社 | 地域に根ざしたリサイクル事業 – 徳島ので金属リサイクル事業・自動車リサイクル事業・産業廃棄物処理・リサイクル事業を行っております。 (sansi.co.jp)

旭鉱石株式会社

ここには上勝町の「どうしても燃やさなければならないもの」「その他のプラスチック」「ガラス陶磁器くず」などが運ばれています。ここでは、まず機械により破砕、手作業で不適物を選別、機械による磁力選別などを経て細かく分別されていきます。不適物選別後のプラスチックはペレットに加工され、不適物は木くずと混ぜてRPF(固形燃料)となるか、焼却施設で熱利用するような仕組みになっています。ペレットは再生原料を使う製造メーカーへ、RPFは製紙会社やセメント会社に販売されています。

手選別の様子

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旭鉱石株式会社 (asahiore.co.jp)

各事業所の皆様には、快く受け入れてくださりありがとうございました。

この場を借りて改めてお礼申し上げます。