上勝町では、2003年9月に日本の自治体として初となるゼロ・ウェイスト宣言を行いました。(2003年当時の宣言文は、こちら)
当時の目標年であった2020年を迎えるに当たり、成果の検証、課題の再確認を踏まえて、2030年に向けたゼロ・ウェイスト宣言を再度採択することにしました。
上勝町ゼロ・ウェイスト宣言
2003年のゼロ・ウェイスト宣言から17年、上勝町では町民一人一人がごみ削減に努めリサイクル率80%以上を達成しました。小さな町の大きな挑戦は世界から注目され、持続可能な社会への道筋を示しました。私たちが目指すのは、豊かな自然とともに、誰もが幸せを感じながら、それぞれの夢を叶えられる町です。
上勝町はゼロ・ウェイストの先駆者として、「未来のこどもたちの暮らす環境を自分の事として考え、行動できる人づくり」を2030年までの重点目標に掲げ、再びゼロ・ウェイストを宣言します。
1.ゼロ・ウェイストで、私たちの暮らしを豊かにします。
2.町でできるあらゆる実験やチャレンジを行い、ごみになるものをゼロにします。
3.ゼロ・ウェイストや環境問題について学べる仕組みをつくり、新しい時代のリーダーを輩出します。
以上、宣言します。
令和2年12月18日 徳島県勝浦郡上勝町
背景にある課題などについては、ブログ参照