第2回ゼロ・ウェイスト勉強会

\こどもたちのギモンに答えよう/

町内のこどもたちが参加してくれて、こどもたちが思うゼロ・ウェイストについてのギモンに参加者みんなで答える会でした!今回の答えが絶対ではなく、立場や暮らしによって考え方や思いは人それぞれ、という認識をもって自由に話し合いました。

ではさっそく!

Q.なぜゼロ・ウェイストを始めたの?

A.上勝町内でごみが焼けなくなったから。昔は生ごみやプラスチック、テレビもすべて燃やしていた。

Q.いつから始めたの?

A.ゼロ・ウェイスト宣言をしたのは2003年。

Q.誰が始めたの?

A.その時の町長が始めた、いまより2つ前の町長。

Q.反対はあったの?

A.あった。

Q.反対されたのに続いているのはなぜ?

A.やりたい人(賛成の人)もいたから。

Q.なぜごみをゼロにしたかったの?

A.上勝をきれいにしたいと思ったから。野焼きをしていたときは臭いがひどかった。/きれいな空気や自然を未来に残したいという思いがあった。

Q.くるくるショップは誰がつくった?

A.大人がサポートしながら上勝小学校生が考えて実現した。

Q.なぜごみをゼロにしたいの?

A.資源にできるならできるだけしたいから。/そう決まっているから。/焼却にかかるお金を減らして、お金をためたい。/ごみが川にいって海にいって大変だから。/日本で出されたごみが世界にいくことを聞いたときに自分ができることを考えた。少しでも地球に良いことをしたい。/ごみは汚い、臭い、不潔だからそういうのは減らしたい。/ゼロにしたいのか?と自問自答する。ごみを減らしたいし。ごみにならない生産の仕方を考えたい。/ごみの分別をしたことがない。ごみについて考えたことがない生活をしている。上勝にきて考えるきっかけをもらった。大阪は大きく3つくらいにしか分別しない。燃える、燃えない・・・。/ごみをゼロにする前に、ごみはどこまでがごみ?土にかえらないものがごみ?使えるものはごみじゃない?使わない、要らなくなったものがごみ。。。

Q.ごみは何種類あるの?

こどもたちの計算では17種類!

A.でも実は45種類!

Q.一升瓶とビール瓶も茶色なのになぜ別で分類しているの?

A.一升瓶やビール瓶は規格が決まっており、洗ってリサイクルされているので別で回収している。普通の透明瓶や茶色は同じ色で回収して溶かしてまた同じ色の瓶にリサイクルしている。

Q.みんなの燃えるごみはどれくらい?

A.45リットルの焼却袋で出すのは半年に1回程度。/大阪はそもそも燃えるごみ袋のサイズが70リットル、1週間に3袋くらいでる。

Q.プラスチックごみはいつから?

A.1997年。

Q.分別は楽しい?

A.(こどもたち)楽しい。/捨てると家がきれいになる。/あんまり楽しくない。/(大人)余裕があるときは楽しいけど、ないときは大変だと思うときがある。

Q.なぜゼロ・ウェイストセンターは「?」の形をしているの?

A.なぜごみがでるの?なぜ捨てるの?なぜごみになるの?ということをみんなで一緒に考えたいと思ってこの形になった。

Q.窓ガラスは何枚あるの?

A.上勝町民の協力で700枚集まった。地域の人と一緒に施設をつくりあげたいという思いがあった。

Q.どんな人がくるの?

A.町外の人、海外の人、東京の高校生など若い人から大人まで世界中からきてくれる。

Q.ゼロ・ウェイストセンターに他にどんなものがあったら楽しくなる?

A.リサイクルしたもので新しいおもちゃをつくる。/環境を良くするためにごみから新しいものをつくるのはいいこと。

Q.なぜリサイクルのものを使うの?

A.自分の生活を守ることは他の人の生活を守ることにもつながる。

Q.ガラスはリサイクルすると何になる?

A.瓶とガラスは違う。瓶はリサイクルできるが、ガラスは道路の材料として使われるくらいで行先が少ない。

以上、こどもたちのギモンに答える会でした!